2022.4.1 英語科[中高6年間を通したCAN‐DOリスト] [年間指導計画-到達目標]


 本校では昨年度より「生徒が主役の学校」「挑戦と創造を後押しする学校」「地球的視野で判断する学校」という基本方針(スクールポリシー)のもと、様々な改革に取り組んできました。

 昨年度の取り組みのひとつとして、英語教育の重点化を掲げ、「学校独自の留学支援制度の設立」や「英語で行う理科の実験」などを行いました。

 今回作成した「CAN-DOリスト」という目標は、生徒が身につける能力を「~ができる」という形で示したもので、「聞く・話す(発表・やり取り)・読む・書く」の4技能5領域ごとに設定してあります。例えば本校における高校卒業時の「書く」では、「社会問題など与えられたテーマについて、自分の意見を論理的に整理し、ふさわしい語彙や表現、多様な文のパターンを適切に使用して、120語以上で書くことができる」という目標を想定しています。また、「年間指導計画・到達目標」では、各学年・年次の単元ごとの到達目標を「~ができる」という視点で設定していますので、生徒も教員も明確な目的を持って授業に取り組めるようになります。

 「6年間(3年間)を通して英語を使って何ができるようになるか」を明確に示すことで、英語を使ったコミュニケーション能力を育成するための授業改善につなげていきます。

 ・太田第一CANDOリスト

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太田一高及び附属中学校6年間指導計画・到達目標

2年次生が外務省ODA出前講座を実施しました。

 

 

 令和4年2月25日、外務省の国際協力局国別開発協力第2課の浪川真祐子外務事務官による Official Development Assistance (ODA) 講座を実施しました。高校2年次生に向けて「日本の開発協力と水環境整備 南西アジアにおける草の根無償を事例に」をテーマとした講義をライブ配信にて実施しました。
本校では昨年度より「生徒が主役の学校」「挑戦と創造を後押しする学校」「地球的視野で判断する学校」という基本方針(スクールポリシー)のもと、様々な改革に取り組んできました。


生徒の感想は外務省ODA出前講座開催報告専用ページをご覧ください!

 



2021 World Robot Summit に参加しました

2022.01.26 生徒プロデュース ALTによる理科の実験講座を実施しました!!

~放課後の新しい学びに生徒主体で挑戦しています~

 

本校では、昨年4月より「生徒・教員がワクワクする魅力的な学校への改革」をスタートしました。

 「主体性、創造性、あくなき挑戦」をスローガンに、生徒や教員からの提案を引き出し、実践を支援する環境作りを進めています。

その改革の一つとして、これまでの放課後の課外授業のあり方を全面的に見直し、生徒が主体的に参加する講座を設ける「青龍アラカルト」を実施しています。

今回は、英語研究部の生徒がALT(外国語指導助手)に提案をして、「バイオプラスチックを作ろう‼」という実験講座を英語で行いました。これは、生徒たちが部活動でSDGsについて探究を進める中で、プラスチックごみの問題を知ったことをきっかけとして、生徒の発案でALTと講座の内容を話し合い、生徒が主体となって実施したものです。

企画に参加した長沼空蒼さんからは「部としてSDGsに関する活動を企画・実現したことで、より世界の問題に目が向くようになった。中学生と交流しながら楽しく活動できた。」また、木村美耶子さんからは「ALTの先生方と一緒に企画したこの体験を、今後どう活かせるか考えたい。バイオプラスチックで具体的に何が作れるも考えたい。」という感想が聞かれました。

本校ではこれからも、放課後を「生徒が新たな挑戦を続けながら自己の適性を見出す探究的な学びの場」として位置づけ、生徒一人一人の好奇心を尊重していきます。


    

茨城新聞社様より掲載許可を頂いております

2022.01.14 制服改変のための検討会が行われました

 本校では、快適な学校生活を実現するための制服の在り方を見直しています。114日、生徒会が主体となり、これからの制服の在り方について考える検討会が行われました。検討会までには生徒評議会が重ねられ、当日も各クラスのホームルーム役員の進行によって白熱した議論が交わされました。
 生徒会メンバーらは、「生徒たちが主体となって活発な意見交換ができました。多種多様な意見をまとめるのは難しさもありますが、多様性の時代に即した服装を実現したいです」と今後に向けて意気込みを述べました。

 
 
2021.12.17 附属中学校「英語による理科の実験」を実施

 附属中学校で、英語による理科の実験を実施し、1年生38名が参加しました。

 

 授業は、ALTであるタイラー・ロバーツ先生とアムリタ・マハビル先生が担当し、「花の色はなぜ変わるのだろう?」というテーマで、理科の実験をオールイングリッシュで行いました。

 

 太田一高附属中では、教育目標の一つとして、英語教育の重点化を図っており、今回の取り組みは、2人のALTの大学時代の専門分野である化学、生物に関する知識を十分に生かしたものとなりました。英語を「目的」としてではなく「手段」として学ぶ経験を通して、実践的な英語力を身に付けるとともに、教科を横断した興味・関心を高めるといったグローバルスタンダードな学びを目指すことができました。

 

 参加した生徒からは、「最初は難しかったけど、ALTの先生が丁寧に教えてくれたので授業の内容を理解することができた」「理科だけでなく英語も同時に学ぶことができてとても有意義だった」との感想がありました。

 

2021.12.16 生徒発案の「ICT推進チーム」の活動が茨城新聞で紹介されました

 本校は教育目標として、「主体性を尊ぶ」ということを掲げております。

 今年度これまでも生徒からの発信により「校則の一部改正」「新型文化週間(ミニ文化祭)」などを実現してきました。

 今回はIT分野に高い能力、興味・関心をもつ生徒から学校に対して「自分たちの力をぜひ他の生徒や学校運営にも役立ててほしい」という提案があり、生徒が活躍できる場として「ICT推進チーム」を立ち上げることとしました。

 本校では今後もこのような生徒の意欲や挑戦を後押ししていきます。

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2021.12.10 総合的な探究の時間(2年次)の取り組み

 

 「総合的な探究の時間」の活動が前進しています。生徒たちは自身の興味関心のもとにテーマを決め、探究を進めています。単に調べ学習にとどまることなく、調べたことをもとに思考し、関連づけ、その結果を論理的にまとめてプレゼンを行います。現在、中間発表会が終了したところです。生徒たちが取り組んでいるテーマを一部紹介します。

〈テーマ〉

・お菓子とご飯はどう違うのか

・人はなぜ虫が苦手なのか

・言葉の美しさは「曖昧さ」にあるのではないか

・アナログの必要性

・「行きたい」と思える学校とは

・外見が人に与える印象について              などなど。

 

生徒のコメント

・活動を進めるうちに「探究」をすること自体が楽しくなって、普段から家でも調べたり、考えたりするようになりました。考えたけれど発表スライドに載せきれなかったこともたくさんありました。(Mさん 探究テーマ:「人と動物の違いはなにか」)

 

・違うことを考えていたメンバー5人がグループとして集まったとき、さまざまなやりとりをしながら意見が統合されていくのが楽しかったです。情報を集めてまとめていく力がついてきたと思います。(Tさん 探究テーマ:「授業中眠くならないようにするためには?」)

2021.11.13 学校独自の海外留学支援制度を設立しました

 本校では学校の教育目標の一つとして、英語教育の重点化を図っています。

 その一環として、学校独自の留学支援制度を設立しました。これは「横山教育奨学会※」の支援を得て実現したもので、1年間の留学を希望する生徒に対して、100万円ずつ2人に支援するものです。来年4月に本校附属中学校3年生と高校1年生を対象に募集を開始し、2023年夏の出発を予定しています。全国的にも、留学にこれだけ手厚い支援を行うことはあまり例のない取り組みです。

 留学を通して、グローバルな視点をもった生徒を育んでいきます。

 

※本校卒業生である故 横山亮次氏(元日立化成工業社長)が、太田一高の発展向上に資することを目的として平成10年に創設した。これまでも成績優秀者に対する奨学金の支援を行ってきた。

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2021.11.6 校長による土曜講座を実施しました

 本校では主体性を尊ぶ取組の一つとして、10月から希望者を対象にした土曜講座を実施しています。

今回は、鈴木清隆校長による「人工知能VS脳~人間の強みとは何か~」で、1、2年生26名が参加しました。

 

【参加者の感想】

○AIって人間が知っていることを入力とか学習させれば成長、完成すると思っていたから、人間の脳に関係しているなんて思ってもいなかった。脳の構造や神経系の話が生物のときにでてきた単語とかあってちょっと楽しかった。文系を選んでるけど分かりやすくておもしろかった。

 

○AIは画像を見て判断することやゲームに勝つことなど最終目標が決まっていて何度も繰り返される動作の質をよりよくすることができることが分かった。人間はそれに対して終わりのない、例えばAIとの共生の方法や環境問題などにおいての最善な決断を見出す能力があり、人間の強みはそこにあるのではないかと思った。

 

○無人のコンビニでAIが店員の代わりをしたり、人間の仕事をAIがやるようになっているという話があったので、今後の探究の授業などでやってみたいと思った。人間は相手の感情を理解できるが、AIには不可能だと思う。このような人間の脳の方がAIより優れているところを詳しく調べてみたい。

 

○少し難しい話だったが、人工知能、人間の脳について興味がわいた。話の中で実際に視覚について試してみたり、生徒が手をあげたり、話し合いがしやすく、発言がしやすい環境だったので講義を受けやすかった。この内容とは違うが、研究していたことについて話を聞いているとき校長先生がすごく楽しそうに話していたので、私も大学に入学出来たら研究したいことがあるので、私も校長先生のように楽しく人前で話せるようになれるくらい研究に打ち込みたいと思った。

 

○人工知能と人間の脳それぞれがどんな仕組みでどんな弱み・強みを持っているのかが理解できました。人工知能の弱点を人間が、人間の弱点を人工知能が補う関係になればよいなと思う一方、人工知能の進化によって生じる問題点や、もし人工知能が人知の及ばないものになったらどうするのか、そうならないために人間はどうすればよいのか「人工知能の怖さ」も考えるべきだなと思いました。難しい内容でしたが、とても興味深く思い面白い講義でした。

 

○今回の講座での説明すべて理解できたわけではないが、AIの強みやAIを使用する際の難しい点などがよくわかり、自分にとって良い経験となった。

 また、今回の講座の主題である「人間の強みとは何か」について、私は最初「感情」があることぐらいではないかと思っていたが、「五感」などもあると分かった。なかでも「欲」があるという面が人間の発達やAIの発達にも特に関係していると感じ、人間の「欲」は特にAIに勝っているのではないかと思った。

 

 

2021.10.30 土曜講座を実施しました

 本校では主体性を尊ぶ取組の一つとして、10月から希望者を対象にした土曜講座を実施しています。

 今回の講座は、外部講師である明場由美子氏(Yumi’s English Boot Camp代表)による「英語はリズムが命!カタカナ発音から抜け出そう」で、本校生に加え、本校附属中学生、そして保護者の方もあわせて22名が参加しました。
 
【参加者の感想】
・私は英語があまり得意な方ではなかったのですが、今回の機会を通して英語を話すときのコツを学ぶことができたのではないかなと思いました。

・自分が思っているよりも日本語なまりの英語で話していたのかと気づき驚いた。その中でも先生が発音していたものと少し似ているような感じで話せていた単語もあって嬉しかった。いつもとはひと味違った英語の勉強で楽しかったし、おもしろかった。

・英会話には苦手意識があるのですが、先生が教えてくださったリズムを意識して練習して、自分の夢である海外旅行に通訳なしで行けるようになりたいと思いました。今日の講座は自分にとってとても有意義でした。ありがとうございました。

・今日、この講座を受けて英語は日本語の4倍以上の母音があることや何種類かリズムがあり、リズムがとても大切であることが分かりました。スペルが違うものでも読みが同じものがあって楽しかったです。発音、リズムについてなど例えがあってとても理解しやすかったです。これからは発音記号をよく見たりあいまいな母音を探したりすることを意識したいです。ネイティブってあこがれます。

 

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2021.10.22 中高合同探究授業の様子が茨城新聞に掲載されました

 10月14日(木)、附属中学校2年生と高校1年生が一緒に探究活動に取り組み、「未来の仕事を考える」をテーマに話し合いを行いました。

 

茨城新聞社様より掲載許可をいただいております。
画像をタップまたはクリックするとPDFファイルが開きます。

2021.09.07 生徒会の活動が茨城新聞に掲載されました

 本校の生徒会では、「生徒会交流会」と題し他校の生徒会との意見交換やディスカッションを行っています。その様子が2021年9月5日(日)の茨城新聞に掲載されました。生徒が主体となって進んでいく生徒会活動を、これからも支援していきます。

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茨城新聞社様より掲載許可を頂いています

2021.08.26 全国高総文祭・書道部門で入賞

 第45回全国高等学校総合文化祭和歌山大会・書道部門の全国展は、8月2日(月)~6日(金)まで、和歌山県の白浜町立総合体育館で開催。各県の審査会で選ばれた全国からの300点が展示されました。

8月5日(木)には全国展の審査発表が行われ、本校書道部の3年次生徒の作品が、「特別賞」を受賞しました。本校生徒の作品は、「宮澤賢治詩 雨ニモマケズ」を、中国清代の金冬心の書法で応用表現したもの。本県代表10名中、受賞者は本校生徒1人でした。厳しい審査を勝ち抜いた本校生徒のがんばりが、ひときわ輝いてみえました。

出品作は、他県の受賞作品とともに、下記の2つの展覧会にも再展示されることに・・・。入賞、おめでとうございました。

1、全日本高校生書道芸術祭2020

  (東京芸術劇場、8月27日(金)~29日(日))

2、第12回全国青少年書き初め大会優秀作品展示

  (国立オリンピック記念青少年総合センター、2月1日(水)~14日(月))

 
            交流会で揮毫(8/4)           講評会のスライドでの作品紹介(8/5)

                     受賞した生徒と作品

2021.07.16 早期キャリア講座

 7月16日(金)に1・2年次を対象に「早期キャリア講座」がZOOMで行われました。

この企画は、NPO法人雇用人材協会による茨城県令和3年度UIJターン・地元定着支援強化事業のひとつで、地元で活躍する起業家や研究者の講話を通して、働く意義や進学する意義について考え、文理選択や進路選択を考えていくものです。
 
 1年生は、国立研究開発法人産業技術総合研究所の石塚尚吾さんから、研究者としての体験を通して文理選択のアドバイスをいただきました。
 
 2年生は、様々な職歴を経て現在は医療アプリ開発に携わっている株式会社リーバーの鈴木雄貴さんの話を聞き、目標を持ち続けることの大切さについて考えました。
 
生徒の感想です。
 
・自分は文系理系のどちらにするかすごく迷っていたのでとても参考になった。
・しっかりと自分を見つめ直して今1番やりたいことを探していきたいと思いました。
・人の意見を聞くことで自分の進路をもう一回改めて考え直せる機会だった。
・文理どちらかを選んだから必ずその道に行く!という選択肢だけではないんだなと思い、これからの選択の参考になりました。

 
 
 
 
2021.07.07 七夕

 2階渡り廊下に七夕の飾りつけが設置されました。図書委員会と生徒会執行部がコラボして作成したものです。短冊には附属中生、高校生、教職員のそれぞれの願いが書かれています。皆さんの願いが叶いますように。

 
 
 
2021.07.06 休日部活動時のジャージ登下校許可

 本校では休日部活動時にも制服で登下校することを原則としていましたが、熱中症への不安や部活動実施における効率向上の観点から、ジャージ登下校への要望が高まっていました。

 そこで生徒会執行部は全校生徒に対しアンケート調査を実施し、賛成意見がどの程度あるのかを改めて調査しました。また一部の反対意見にも気を配りながら、別途必要になるルールや配慮すべき点についてもまとめ、あわせて提案しました。鈴木清隆校長先生が生徒会のプレゼンを聞き、提案とアンケート結果を受け取りました。その後職員でも検討を重ね、休日部活動時のジャージ登下校を許可することとなりました。生徒の働きかけによって、学校のルールをより良いものに変えることができました。

 

2021.06.18 探究講演会

6月18日(金)に、総合的な探究の時間の一環として、1・2年生を対象に探究講演会がZOOMで行われました。

常陸frogsの代表である菅原広豊氏の講演の後、昨年度のIBARAKIドリーム・パスに応募した2つのグループ(現2年生)の発表を聞き、生徒はそれぞれの探究の姿勢や視点などについて考えました。

 

菅原氏の講演の感想

○地域の課題を見つけて課題に向き合って 地域の方々と関わりあったり、身近な人の不満などから課題を見つけたりするというお話を伺って探究の目標を設定する参考になりました。 身近なことから見つけて私たちができるようなことから始めるって難しいけれど頑張ってみる価値があることなんだと理解することができました。

○もともと国際的な活動や町おこしなどに興味はあったのですが、今まで特に行動に移したことはありませんでした。今回、一歩踏み出すだけで大きく成長出来る機会が身近にあるんだなと感じました。また、もう十分自分の夢を叶えられる年齢になっていることを改めて感じました。

○自分自身の疑問が研究テーマとなり、参加することでたくさんの人と関われ、輝いていく、そんなイメージを講演を聴いて学びました。

 

 

IBARAKIドリーム・パス応募団体発表

その1「クッキーでラッキー」の感想

○堂々と発表していてすごいと思った。また、それで調べたことについて実践していくことで少しでもいい環境作りが出来たらなどという考えが伝わって本当にすごいなって思いました!高校生でも、できることは限られるけど社会に貢献することができるのはいいと思ったので私も貢献できることはやってみたいなと思いました!

○クッキーを使って市をアピールすることが面白いと思ったし、インパクトもあってコロナ禍で無かったら私もやりたいなと思いました

その2「常陸太田に外国人が少ないのはなぜか」の感想

○人口が減っている常陸太田にとって、外国人などを支援していくような町になれば人口の増加にも繋がると思うので、自分でもなぜ少ないのかという根本的なところから深く考えてみたいと思いました。

○常陸太田市は子育て支援が充実しているので、外国人の人が住みやすい環境も作ることができると思うので、この探究はスゴいと思った。

 
2021.06.19 未来屋書店に太田一高お薦め本コーナー設置

 1年次では「総合的な探究の時間」に、プレゼンテーション力向上企画として、ビブリオバトルを行いました。ビブリオバトルの公式ルールでは、好きな本の魅力を5分間他の人にプレゼンし、読みたくなった人の数が多い本がチャンプ本となります。年次全生徒で初戦を行い、勝ち抜いた31人による準決勝を行い、さらに勝ち上がった6人による熱のこもった決勝戦は、各教室の電子黒板にzoomで配信されました。全生徒が見守った決勝戦の結果、年次チャンプ本が決まり、観戦生徒の投票によるオーディエンス賞も決定しました。

 この企画には内原イオン未来屋書店の店長様にもご賛同いただき、学校との連携企画として、書店内に「太田第一高等学校ビブリオバトルコーナー」の展示が実現しました。コーナーは未来屋書店の入口正面にあります。決勝進出の6冊に加え、準決勝進出本も展示されています。展示開始日には、決勝に進出した生徒たちが書店を訪問し、手作りのポップやポスターを持参して、コーナー展示を完成させました。コーナーには太田一高の紹介写真もあり、当日は多くの方が目を留め、本を手に取っていました。

 その様子は茨城新聞にも紹介され、生徒のさらなる探究活動の励みとなっています。学年チャンプ本推薦者の栗田颯姫さんと、オーディエンス賞受賞の福原瑞菜さんのインタビューは、茨城新聞に掲載されていますので、展示開始日に書店で展示を完成させた生徒たちのインタビューを紹介します。

 樫村奈津希さんは、「感動を言葉に載せて伝えるのが難しかった。書店のコーナー展示が実現したことで、自分の好きな本について、校内だけでなく書店を訪れる多くの人に薦めることができるのはとても貴重な体験だと思う。」と振り返ります。

 宇野由那さんは、「バトルという名前はついていたが、違うクラスの人とグループになって、好きな本について語り、和気あいあいと意見交換ができたのは良い経験だった。書店でも自分たちの展示を見て本を読見たくなる人が増えるようにポップ作りを工夫した。この経験を今後に生かしたい」と次の目標に目を向けています。

「百聞は一見にしかず」と言いますが、実際の展示を見ていただければ、高校生の探究活動のもつ可能性を実感できると思います。夏休み中も展示される予定ですので、どうぞご覧ください。

 

 

 

 

                                                                      茨城新聞掲載記事(使用許諾済)

2021.06.11 新型文化週間

 6月3日(木)から文化週間が始まりました。例年は文化部の展示が中心でしたが、今年度は生徒会役員が中心となり、生徒自ら企画・立案をした「新型文化週間」と題して、文化部展示だけでなく、生徒会の主催による仮装コンテスト・千羽鶴作成・宝探しゲーム・未成年の主張などの企画が行われました。開会式・未成年の主張・閉会式はZOOMでの中継が行われ、会場から各教室へ配信されました。今回は、例年の文化週間とは異なるイベントとなっています。

以下は生徒の感想です。

 千羽鶴や宝探しなどクラスで協力してやる企画があって、それによってクラスの団結力や雰囲気が良くなったイベントだったと思う。また、カップルコンテスト・仮装コンテストで太田一高の楽しさが伝わってきていいイベントだなと思った。

 二日間とても楽しくてあっという間に時間が過ぎました。また、千羽鶴では始めは折り方が分かりませんでしたが周りの友達が教えてくれたおかげで折ることが出来て嬉しかったです。

 それぞれのコンテストやゲームでは、出演された生徒さんの取り組む姿勢など熱量が感じられてとても楽しめました。千羽鶴作成では、クラスでまだあまり話せてない人達と話すキッカケになったり、まだ会って2ヶ月程度ですが、協力したりクラスの良いところを見つける事ができました。

 クラスに少し慣れた頃に始まった文化週間だったけど、不安とかは一切なく、新しい友達と一緒に楽しむことができました!絵を描くのが得意な友達や、鶴を折るのが上手な友達など、友達の意外な一面を知ることができた二日間でした!もっともっと仲良くなれたんじゃないかなって思います!

 文化祭のようで、楽しかったです。入学してからはじめての行事だったので、クラスの仲が深まったような気がしました。

 

zoom中継        手形アート準備

 

仮装コンテスト①        仮装コンテスト②

 

青龍団           宝探しゲーム

 

文化部準備①          文化部準備②

 

文化部展示         落書きアート

 

未成年の主張①         未成年の主張②

 

千羽鶴作成        カップルコンテスト

2021.05.07 校内オンライン方式での生徒総会・HR役員認証式

 5月7日、生徒総会とHR役員認証式が行われました。新型コロナ感染症対策として生徒評議員と生徒会本部役員のみがマルチルームに集まり、各教室の電子黒板へzoomを使って配信する校内オンライン方式で実施されました。「太田一高の行事・イベントの開催について」が議題となり、Google Formsを活用したネット投票も行われました。

 

・議長の声

 3年次の生徒

 生徒全員が主体となって学校づくりについて意見を交わせることはすばらしいことだと思います。画面上で見る各教室の雰囲気や生徒会本部のメンバーの様子など、全体をよく見て進行できるように気を配りました。

 

 2年次の生徒

 生徒会役員や生徒評議委員が中心となり、あたたかい雰囲気の中で会を進行することができました。オンラインという新たな形式でしたが、人前で話すよりも緊張せず、意外とやりやすさを感じました。

 
 
 
2021.04.23 「探究のワクワクを感じよう」生徒向けオンライン研修会

 本校では主体性を尊ぶ取組の一つとして、学校一丸となって探究的な学びを推進しています。

今回は、講師に柴原宏一先生(茨城大学特命教授)をお招きして探究活動の意義についてお話ししていただき、さらに実際に探究的な学びを体験している茨城大学の学生さんにも発表していただきました。

発表を聞いた後には質疑応答も行い、生徒からは「探究を通してどのような自分になりたいか?」などといった質問が出ました。

また、今回の感想として生徒から以下のような声が聞かれました。

 

探究で何をやったらいいか、どういう成果があるか分からなかったが、設定したテーマに対して学ぶだけでなく学ぶ姿勢によって得られるものの幅が広がるイメージが持てた。

 

小学校・中学校・高校・大学での学びはすべてぶつ切りで行われるものだと思っていたので、高校で学んだことが大学でもつながっていくことは驚きました。

 

日常生活や社会について課題を設定し、課題について考えていくことを繰り返していくことにより、これからの人生について考えていけるようになると思いました。

 

 探究は自分の理想に近づくための訓練の一環と聞き、自分の探究に対するメリットの大きさに気づき、これからは積極的に行動し、学ぶものを大きくしていくようにしたいと思いました。

 
 
 
2021.04.15 生徒会役員との懇談会を行いました

 4月15日(木)の放課後、校長先生と生徒会役員が「ワクワクする学校」の実現に向けた懇談会を行いました。これは、主体性を尊ぶ取組の一つとして、本年度から実施するものです。生徒たちからは「今後活動していきたいこと」について活発な意見が出され、有意義な懇談会になりました。今後も定期的に実施していく予定です。

 

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