令和4年度 県立高校チャレンジプロジェクト重点校となりました。

「DXハイスクール」事業の一環として研究協議会を実施しました!

 太田一高は、デジタル活用人材育成の強化を目指し、今年度文部科学省のDX(デジタル・トランスフォーメーション)ハイスクールの指定を受けました。事業の一環として、教育コンサルタントの未来教育デザイン代表平井聡一郎氏をアドバイザーに招き、7月18日に「DXハイスクール研究協議会」を開催しました。

 当日はデジタル活用を意識した授業に加えて、高校1年生と附属中3年生が合同で学びあう国語の授業を実施しました。授業後には、「DXハイスクールの取り組みと探究活動の推進で目指す生徒の変容について」というテーマで研究協議を行いました。平井氏から「自己決定力、自分を信じられる力を高め、達成経験を積ませるような学びが大切である。」とのアドバイスを受けました。今後も、生徒が主体的に考え、DXも活用して課題を解決する力を高めていくようにサポートしていきます。

(写真左:高校1年生と附属中3年生の合同授業、写真右:DXハイスクール研究協議会)

 

「DXハイスクール」事業の一環として「ゲームプログラミング入門講座」を実施しました!

 7月30日~31日の2日間、マジカルロッド株式会社から石川一広先生を講師にお招きし、「ゲームプログラミング超入門講座」を実施しました。石川先生は本校のOBで、エンジニアとして数々のゲーム制作に携わられた方です。現在は常陸太田市で起業し、県や地方自治体からの委託で教育や地域PR関連のゲーム作成もしています。

 附属中生から高校3年生までの希望者が参加し、 実戦形式でプログラミング未経験者でもブラウザゲームを作成することを目標にご指導いただき、生徒の多くがゲームを完成させることができました。生徒からは「難しいと思ったけど、好きなゲーム作成をしながらプログラミングの基礎を短時間で習得することが出来、将来に活かせる貴重な経験になりました。」という声が聞かれました。

 

地域連携探究活動:「常陸太田市まちづくり出前講座」を実施していただきました!

 6月17日(月)総合的な探究の時間に、常陸太田市環境政策課から講師をお招きし、「エコ生活をしよう!」というテーマで、常陸太田市のカーボンニュートラルの取り組みについて学び、自分たちにできることを考えました。その後、講座に参加した生徒たちは、「道の駅ひたちおおた」や学校の花壇整備ボランティアに取り組みました。

(写真左:出前講座、写真右:「道の駅ひたちおおた」でのボランティア)

  7月8日(月)総合的な探究の時間に、常陸太田市の農政課と県北農林事務所から講師をお招きし、「豊かな森林環境を守りたい」というテーマで、森林の役割、環境保全の取り組み、森林の多様な生態系などについて学びました。また、講師の先生方のご指導で、シミュレーターを使った伐採体験やお箸作りに挑戦し、森林環境を未来に引き継ぐことの重要性を実感しました。

(写真左:森林伐採体験、写真右:箸作り体験)

高校1年次生対象に「大学教授による進路探究講座」を実施しました!

  9月20日(金)、茨城大学より石井純一教授、石原研治教授を招いて、文系・理系それぞれの分野の研究について、探究的な視野を広げ、課題発見意識を高める「進路探究講座」を実施しました。石井教授からは、「分からない、もやもやしていることが探究的な学びのきっかけになりうるので、授業に臨む心掛けが大切」との言葉をいただきました。また、石原教授は、iPS細胞の研究から新たな糖尿病治療法の治験が始まった研究例を挙げ、研究で夢を実現させるための学びのプロセスを紹介されました。講座に参加した1年生は、「疑問に思ったことはどんなことでも研究していいし、深く学び続ければ立派な研究になる、と分かった。」「研究で夢を実現するためには、専門性を極めるだけでなく、広い視野も必要だと学んだ。」「なぜ学ぶ必要があるのかが分かった。探究を頑張りたい。」と振り返っていました。

「未来の教育ワークショップ」を実施しました!


 9月20日(金)茨城大学教員志望学生サークル「コロンブスの卵の会」の学生をゲストに迎え、教師という職業に興味を持つ高校生たちと、教育・学校の未来像について語りあいました。部活動の地域移行、教育格差、保護者との協力、教室の整備など、自由なテーマで活発に意見交換し、未来の教育への提言として共有しました。サークルを指導する石井純一教授からは、「すぐに答えが出なくても課題意識をもって学び続けることが未来につながる。」とアドバイスをいただきました。参加した高校生は、「学校も変わってきているので、教師は未来を創る夢がある仕事だと思う。」と振り返りました。大学生は、「刺激しあって、将来チームとしてよりよい学校を創っていくために、教師を目指して勉強を頑張ってほしい。」と励ましてくれました。

「自由すぎる探究EXPO」で2チームが金賞受賞、1チームが入賞を果たしました!

 「自由すぎる探究EXPO」は、探究サポート等学習デザイン事業を行う「株式会社トモノカイ」が主催する全国規模の探究コンテストです。企業や大学等で構成される「称賛団体」の、社会の第一線で活躍する大人によって、専門領域から多様な観点で探究成果が審査されます。

全国から3,857件の応募があり、48チームが金賞(称賛団体賞等)を受賞した中で、本校から2チームが金賞を受賞、1チームが入賞を果たしました!受賞の詳細は以下の通りです。

どのチームも、地元の茨城県北部を活性化するために、高校生の自分たちができることに取り組みました。コンテストのHPから受賞チームの動画が見られますので、ご覧ください。

 

【金賞】

テーマ「JR水郡線の人気を高めて赤字を減らそう」2、3年の有志チーム

「株式会社さんぽう賞」及び「静岡鉄道株式会社賞」

テーマ「英語・水郡線・ICTの活用で空飛ぶクルマの観光プランを考えよう」英語研究部チーム

「美しい伊豆創造センター、翔(カケル)賞」

 

【入賞】

テーマ「海外から修学旅行生を誘致しよう!新たなSDGsの視点と新たな自分に出会う旅」

JRC部チーム

「宮城復興ボランティアバス」に多くの生徒が参加しました。

太田一高では、7月30日(金)宮城県で震災復興ボランティアを実施した。附属中学生から高校3年生までの36名がボランティアとして活動し、震災遺構の大川小学校で語り部の話を伺い、気仙沼震災遺構を見学して、命・安全を大切にする意識を高めた。この事業は、今年度茨城県教育委員会が募集したチャレンジプロジェクト教員養成特別枠事業の一環でもあり、教員を志す太田一高生と茨城大学教育学部の学生も参加し、往復の車内でも、教師として生徒の命を守るという覚悟や教師になるための学びについて語りあった。

 教員志望の高校3年生の参加者は、「勉強に忙しい中で参加しました。大川小のことは以前から聞いていましたが、実際行ってみると壊れた校舎の様子や津波の跡を見て、自分が想像していた以上にひどかったということが分かりました。気仙沼市の資料館でも心に刺さるものがあり、気付いたら涙が溢れていました。今こうして当たり前に過ごせている日々に感謝を忘れてはいけないと思いました。私は、将来養護教諭になりたいと思っています。語り部の方の話を聞き、まだ辛い思いを背負いながら生活している人がいることを知りました。自分はそういう人の気持ちに寄り添えるような養護教諭になりたい、とボランティアを通して強く感じることができました。絶対行ったほうがいい、と声をかけてくれた先生方、バスを運行していただいた石塚観光の社長さん、本当にありがとうございました。機会があればもう一度足を運びたいと思っています。また、この機会が来年もあるとしたら多くの後輩の皆さんに参加してもらいたいと思います。」と教員への想いを強くした。

 高校2年生の参加者は、「気仙沼の高校内に残る被害の様子、大川小学校で起きたこと、

被害の背景などを自分事として捉えることができた気がします。また、大川小学校は未来を拓く場所だという言葉が心に強く残りました。この体験を未来に繋げられるようにしていきたいと感じました。」と振り返った。

(写真上 大川小学校花壇整備ボランティア 写真下 気仙沼震災遺構見学)

NASEF FARMCRAFTⓇ2024 世界大会初参加で世界ランキング26位!

チーム名:「Seiryu (Blue Dragon)」

 Farmcraftは人気ゲームMinecraftの教育版の一つです。この大会では、シミュレーションを通じて農業課題の解決に取り組み、そのプロセスや工夫を競い合い、学びを英語でプレゼンします。4月に行われたFarmcraft®2024(世界大会)に、62カ国からのべ12,000人以上が参加した中、3年生のチームSeiryu (Blue Dragon)が、2人という少人数のチームで世界26位、日本3位に入る健闘をみせ、プレゼンを通じて、農業・英語・ゲームという3つのスキルを高めることができました。

写真上:チーム青龍とサポートしてくれたALTのジョシュア先生

写真下:順位表の一部(20位から32位)

Classcraft デモ授業を実施しました!タツナミ・シュウイチ氏来校!

 Classcraftは、高校の主要5教科で使えるマインクラフト教材で、声優、作詞家、大学客員教授としてもご活躍のプロマインクラフター、タツナミ・シュウイチ氏や高校の教員たちで今年開発されました。

 これまでFarmcraftの大会に参加していたことから、その開発のためのデモ授業に、太田一高の英語研究部が参加しました。授業といっても、生徒が主体となり、英語を使って課題を解決するゲームに取り組むもので、初めてゲームをプレイする部員も夢中になり、時間があっという間に過ぎていきました。

 授業の後には、タツナミ・シュウイチ氏やNASEF JAPANの開発担当者と、教材を使って学んだ感想や、学びの本質としての遊びについて、意見交換もできました。

※NASEF JAPAN(ナセフ ジャパン/特定非営利活動法人国際教育eスポーツ連盟ネットワーク 日本本部)は、アメリカで設立された教育団体「NASEF」の日本本部で、eスポーツなどのゲームをツールとして、STEAM教育の推進やDX人材・グローバル人材の育成に取り組んでいる団体です。

写真上:英語で課題に取り組む生徒たち

写真下:授業後

第3回Joyo High School テックコンテストアイディア部門 太田一高チーム最優秀賞を受賞

 アプリ・ソフトウェア・IoT関連作品を通じて、高校生等の斬新なアイディアの発掘および地域における将来のIT人材発掘・育成を目的として常陽銀行が主催する当コンテストのアイディア部門で、太田一高英語研究部チーム「常陸国ロングトレイル応援団」が最優秀賞を受賞した。

 英語と日本語で観光案内をするポケットツアーガイドや、観光地の記念撮影用フォトフレームをAR(拡張現実)で出現させて、常陸国ロングトレイルの魅力を高め、特に海外から利用者を誘致し、その体験をSNSで発信してもらうプロジェクトが評価された。

 2月26日(月)に同校で実施された表彰式で、審査員も務めた常陽銀行常務執行役員の小松崎光一氏は、「高校生がITを活用し、観光活性化など地域の課題に取り組んでいることは大変意義深い。受賞で満足せず、実際に地域貢献ができるよう活動を継続し、さらに良いものにして欲しい。また、そのためのサポートも検討している」と講評を述べた。

 授賞式に参加した2年生は「3年生から引き継いだアイディアや学んだ英語をどう活用するかが大事なので、学習と両立させながら活動を広げたい」と応えた。谷津勉校長は「DXを推進している本校では、今後もARやVRを使った探究活動や地域貢献に力を入れていく。生徒が楽しみながら地域社会とともに取り組んでほしい」と抱負を述べた。

当コンテストのアイディア部門では、同校の1年生チームも、ゲームを使って地域の魅力を発信するアイディアで入賞している。なお、当コンテストのエキスパート部門では、つくば工科高校のチームが、土砂災害予測検知情報共有システムの作品で最優秀賞を受賞している。

常陸太田市市長表敬訪問 観光甲子園全国大会決勝のご報告をしてきました!

 優勝は逃しましたが、地元の鯨が丘商店会と連携し、水郡線・AR・英語を活用してインバウンドを誘致するアイディアで、610チームから決勝進出10チーム中に2チームも選ばれ決勝で披露した動画を、常陸太田市宮田市長に見ていただくことができました。

 動画作成については貴重なご助言を、地域への想いについては温かい評価をいただき、昨年夏から継続してきた活動の締めくくりに素晴らしい機会をいただきました。この貴重な経験をこれからの学校生活にも生かしていきます。

 また、間もなく運航する自動運転EVバスを見学させていただき、導入の背景や技術についてもお話を聞くことができました。新しい常陸太田のシンボルカーとなりそうな、じょうづるさんラッピングのこのポップなバスに乗る日が楽しみです。

 

IBARAKI ドリームパス チーム「なっかむー」が審査員特別賞を受賞しました!

IBARAKI ドリームパス チーム「なっかむー」が審査員特別賞を受賞しました!

企画名:「タッチでランチ2  ~見て、聞いてわかる今日のメニュー~」

タッチでランチ2は、給食献立の写真メニュー化アプリ開発プロジェクトです。1月24日に行われたIBARAKIドリームパスの決勝プレゼンテーション大会で、審査員特別賞に選ばれました。

生徒の喜びの言葉は以下の通りです。「これまでご協力いただいた常陸太田特別支援学校の先生方、ご指導いただいた講師の先生、応援いただいた先生方ありがとうございました。アプリはまだ完成途中なので、このアプリを使って喜んでくれる児童の笑顔のために完成を目指したいです。」

 

太田一高・附属中合同探究発表会

・1月24日(水)常陸太田市パルティホールで、太田一高・附属中合同探究発表会を開催しました。多くの保護者、学校関係者にご参加いただき、ポスターセッション、プレゼンテーションの運営を中高生の実行委員が中心となって行いました。発表は各クラスを代表して1班ずつ、プレゼンテーションとポスターセッションを行いました。また、高校2年生は全員がポスターセッションを実施しました。

 

・開閉会式での挨拶、ご講評を一部ご紹介します。

高校実行委員長あいさつ「自分たちでは気付けないことを、他者の視点から考えられる貴重な機会だと思う。探究活動を通じてこれからの社会を生き抜く力を学びたい。」

中学実行委員長あいさつ「成果発表の機会であり、中高生が交流する機会でもある。探究活動がどのように将来の社会に繋がるのか考えるきっかけになると思う。」

来賓講評 福島国際研究教育機構理事木村直人様より「移り変わりの激しい現代で、0から1を作りだす必要性や出会ったことがない難しい課題に直面する可能性があるが、探究学習で得た学び、特に人とのつながりを大切に協働して解決し、つながりを広げていってほしい。」

来賓講評 鯨ケ丘商店会会長渡辺彰様より「観光についての発表もあったが、光を観ると書く観光では、地域の光である人の魅力を大切にしてほしい。また、太田一高・附属中学校が、地域を輝かせる光となることを課題としてほしい。」

また、ご来賓の常陸太田市議会議長藤田謙二様、茨城大学教授柴原宏一様、石井純一様、株式会社アプリシエイト代表和田幸哉様からも温かい講評をいただき、茨城大学教員志望学生サークル「コロンブスの卵の会」の皆様に助言者として参加いただきました。

 

・ポスターセッション、プレゼンテーションの様子をご紹介します。

  

  

  

・発表テーマにつきましては、プログラムをご覧ください。(PDF)

 ①プログラム.pdf  ②ポスターセッションテーマ.pdf

「全国高校生 何でもアリCreative Award 2023」で 1年4組の生徒が銀賞を受賞しました!

「全国高校生 何でもアリCreative Award 2023」で 1年4組の生徒が銀賞を受賞しました!

このAwardは、秋田公立美術大学が主催する、全国の高校生を対象に、夢中になっている表現や活動の動画を公募したコンテストです。応募総数176組の中から2組が金賞に、5組が銀賞に選ばれた中、1年4組の「科学者になりたい」さんが見事銀賞に輝きました。

(主催:秋田公立美術大学 企画・運営:NPO法人アーツセンターあきた

後援:文部科学省、秋田県、秋田県教育委員会、秋田市、秋田市教育委員会)

 

表現者名:「科学者になりたい」 1年4組

タイトル:「麦茶に見える?!オレンジジュース作ってみた!!」

講評より:

「動画として、きちんと作られており、オチも軽妙です。仮説を立て、検証することは科学者として大切なことだと思います。透明なお茶や、果物の味がする水が商品として存在するように、将来何に価値がでるかはわかりません。これからも、いろんなことに挑戦してください。」

作品紹介:

「この動画では、麦茶にしか見えないオレンジジュースを製作しています。 このオレンジジュースを製作した動機は、小中学校でも飲めるジュースが欲しかったためです。\\実験ってたのしいっ!!//」

※公式HPで作品が見られます。 動画はこちらから

Joyo High School テックコンテスト アイディア部門に2チームが2次審査に進出しました!

Joyo High School テックコンテスト アイディア部門に2チームが2次審査に進出しました!

このコンテストは、アプリ・ソフトウェア・IoT関連作品を通じて、高校生等の斬新なアイディアの発掘および地域における将来のIT人材発掘・育成を目的とするコンテストです。2月1日の二次審査に向けて頑張りましょう。

(主催:常陽銀行 後援:茨城県教育委員会)

 

チーム名:「ヤナギーとゆかいな仲間たち」 1年1組探究班4名

企画名:「Ota World」

同世代に常陸太田の情報や魅力をゲームを通して知ってもらうことを考えました。Webでできるゲームは若い人を中心に多くの人が利用しており、話題に上がりやすいと思います。問題や謎を解いて頭を使うことで次の情報を手に入れる意欲が高まり、ストーリー要素を混ぜることによって記憶に残りやすく興味が高まると思いました。

 

チーム名:「常陸国ロングトレイル応援団」 英語研究部3年次生4名

企画名:「ポケットガイドと行く発信型常陸国ロングトレイル体験」

ARシステムを活用し、英語と日本語で観光案内をするポケットツアーガイドやフォトフレームを出現させて常陸国ロングトレイルの魅力を高め、特に海外からの利用者にその体験をSNSで発信してもらうプロジェクトを考えました!

目指そう、デジタル人材!(チャレンジプロジェクトプログラミング講座まとめ)

目指そう、デジタル人材!(チャレンジプロジェクトプログラミング講座まとめ)

ご活躍されているエンジニアの方々を招いて、様々なプログラミング講座を実施しています。

 

その1「ゲームプログラミング入門講座」NEW !(今年度新規 写真左上)

マジカルロッド株式会社から石川一広様を講師にお招きし、「ゲームプログラミング入門講座」を実施しています。石川先生は本校のOBで、エンジニアとしてコーエーテクモゲームスで数々のゲーム制作に携わり、『国盗り頭脳バトル信長の野望』のディレクターなどをされた方です。現在は常陸太田で起業され、茨城県や地方自治体からの委託で教育や地域PRに関連するゲーム作成もされています。

実戦形式で、JavaScript言語を習得しながら、プログラミング未経験者でもブラウザゲームを作成できることを目標に、ご指導いただいています。参加した附属中学生の感想を紹介します。「プログラミングという難しい技術を超短時間で習得することが出来るという素晴らしい講座で、自分の将来に活かしていける貴重な経験になり、行ってよかったと思った講座でした。」

 

その2「アプリプログラミング講座」(昨年度から継続 写真右上)

株式会社アプリシエイトから沓澤慎也様を講師にお招きし、基礎からご指導いただいています。現在は特に、給食献立を写真メニュー化するアプリ作成のヒントをいただいています。

 

その3「生成AI 活用入門講座」NEW !(今年度新規 写真左下)

個人情報や著作権問題に加え、情報の真偽についても注意し、正しい知識を身につけて生成AIを使いこなすため、ソフトバンク株式会社から五十嵐祐二様を講師にお招きして実施しました。

 

その4「ロボットプログラミング体験会」(昨年度から継続 写真右下)

ソフトバンクの人型ロボットPepperを使って体験会を定期的に実施しています。学校行事では、生徒のプログラミングでPepper君が案内係として活躍しています。

 

観光甲子園 2部門で全国大会の決勝に進出しました!

(2部門で決勝進出したのは全国でも太田一高だけです。)

【空飛ぶクルマ部門】
チーム名:「英語研究部チーム(Flying Bears)」
企画名:「茨城県北部を空飛ぶクルマで!」グローバルな魅力のある観光システムで県北部を盛り上げる。
このコンテストは、空飛ぶクルマの実用化に向けて、観光分野におけるアイディアを競うものです。全国から104チームが応募した中、準決勝進出の16チームに選ばれ、決勝進出の5チームにも残りました。アイディアとコミュニケーション力で、昨年のチームが果たせなかった優勝を目指して頑張ります。

 

【SDGs修学旅行部門】

チーム名:「秘境の魅力を広め隊」

企画名:「茨城県北部の魅力を修学旅行で世界へ発信!」都会や海外の生徒が日本の地方の良さを体験し発見・発信できる旅を考える。

このコンテストは、地元の魅力をSDGsの視点を取り入れた修学旅行プランでアピールするアイディアコンテストです。全国から509チームの応募があり、準決勝に進出した時も驚きましたが、なんと決勝進出5チームに選ばれました。茨城県北部の良さを世界中にアピールできるように頑張ります!

「大学生による探究ゼミ」を実施しました。

9月25日(月)、茨城大学から石井純一特任教授と5名の学生を招き、高校1・2年生を対象に「大学生による探究ゼミ」を実施しました。生徒は探究の目的、仮説、途中経過を説明することで考えを深め、大学生の視点からアドバイスをもらってブラッシュアップしました。放課後には、石井教授による教員対象の探究講座も実施され、生徒だけでなく教員の探究意識も高まる一日となりました。参加した5名の大学生は、将来教員を志望しており、「自分自身の学びにもなった」「次の探究ゼミでは、より生徒の学びが深まるようなアプローチができるよう頑張ります」と意欲を述べてくれました。次回の大学生による探究ゼミは1月15日に実施予定で、1月24日の中高合同探究発表会の準備に参加してもらいます。

  

生成AI活用入門講座を実施しました。

文部科学省から「初等中等教育段階における生成 AI の利用に関する暫定的なガイドライン」が公表され、教育現場での生成AIの活用について検討されていることを受け、10月26日、ソフトバンク株式会社から五十嵐祐二氏を講師に招き「生成AI 活用入門講座」を実施しました。
受講した附属中学生や高校生は、ChatGPTをはじめとする生成AIの種類や仕組み、活用例、リスク、活用倫理などを学びました。特に、個人情報や内部情報を使用してはいけないこと、生成AIが作成したものは正しいとは限らないことなどを、例題を通して学びました。参加した長沼空蒼さん(17)は、「生成AIで成果を得るには、具体的な条件や適切な指示が大切なので、正しく使いこなせるようになりたい」と学びを振り返りました。
谷津校長は「デジタル・シチズンシップ教育を推進する中で、生成AIについても、リスクを理解した上で自分の考えと比較するなど批判的思考力をもって有効な活用方法を模索してほしい」と呼びかけました。講師の五十嵐祐二氏は「将来、情報活用能力の一つとして生成AIを使いこなすために、個人情報流出や著作権問題に加え、情報の真偽についても注意し、正しい知識を身につけてほしい」とまとめました。
近々、本校のマスコットとしても活躍している人型ロボットのPepperにChat GPTが搭載されます。Pepperを使ったロボットプログラミング講座も希望者対象で定期的に開催していますので、そこでも生成AIの活用倫理について学ぶ機会を作っていきます。

 

観光甲子園 2部門で、全国大会準決勝に進出しました!

チーム名:「英語研究部チーム(Flying Bears)」

メンバー:2年1組 1名  2年4組 1名

1年1組 2名  1年2組 1名

企画名:「茨城県北部を空飛ぶクルマで!」グローバルな魅力のある観光システムで県北部を盛り上げる。

このコンテストは、空飛ぶクルマの実用化に向けて、観光分野におけるアイディアを競うものです。全国から104チームが応募し、16チームが準決勝に残っています。昨年の先輩達は全国大会決勝の5校に残って、市長表敬訪問をしたり新聞にとり上がられたりと、学校を盛り上げていたので、今年は先輩方を越えられるような面白いアイディアを出して頑張りたいです。

チーム名:「秘境の魅力を広め隊」

メンバー:3年1組 2名  3年5組 1名 

2年1組 1名  2年5組 1名

企画名:「茨城県北部の魅力を修学旅行で世界へ発信!」都会や海外の生徒が日本の地方の良さを体験し発見・発信できる旅を考える。

このコンテストは、地元の魅力をSDGsの視点を取り入れた修学旅行プランでアピールするコンテストです。全国からなんと509チームが応募し、20チームが準決勝に残っています。茨城県では本校だけが残っているので、県の代表として茨城県北部の良さを日本中、いや世界中にアピールします!

観光甲子園について 主催:Next Tourism、 協賛:関西観光教育コンソーシアム・兵庫観光本部・兵庫空飛ぶクルマ研究室・JTB、 後援:国土交通省、観光庁、日本旅行業界

IBARAKI ドリームパス 附属中学生チームがベスト32チームに選出されました!

チーム名:「叶善’s」

メンバー:附属中2年 5名

企画名:「水郡線をサイクル列車としてもっと有名にしたい」

このチームは、身近な水郡線の活性化に向けて、サイクルトレインとしての水郡線の知名度を上げるため、特に大子町のサイクリング環境整備、大子町のりんご園の抱える課題解決の2点について、半年間取り組み、調査・実践したことを発表しました。

生徒のコメントは以下の通りです。「私たちは放課後に集まり試行錯誤を重ね、仲間同士で懸命に頑張ってお互いの絆を深めることができました。また、実際に調査をしていく中で、茨城県がどのような県なのか、どのような課題を抱えているのか、その課題に対する地元の方や企業の取り組みなど、茨城県の現状や政策を客観的に捉え改めて見直すができました。今回のコンテストでは、実際に現地調査を行ったからこそ見つけることのできた課題の解決策を、自分たちで考えプレゼンという形で発表することができたので、素晴らしい体験になったと思っています。」

 

IBARAKI ドリームパス 高校生チームがベスト16の戦略チームに選出されました!!

チーム名:「なっかむー」

メンバー:2年1組 1名  2年4組 2名 2年5組 1名

企画名:「タッチでランチ2  ~見て、聞いてわかる今日のメニュー~」

昨年度始まった、給食献立の写真メニュー化アプリ開発プロジェクトが、2年目の挑戦でドリームパスの戦略チームに選ばれました。2年1組Nさん以外のメンバーは3年生となり引退しましたが、新たに3人の2年生が想いを引き継いでくれました。

初期メンバーの3年生、ご協力いただいている常陸太田特別支援学校の先生方、指導してくれている方々、そして誰より、このアプリを使って喜んでくれる児童のために、成果が出るよう頑張っています。メンバーからの喜びのコメントは以下の通りです。「子供達の笑顔を思い浮かべて取り組んでいます」(2年1組Nさん)「もう少しのところまで来ているので頑張ります」(2年4組Nさん)「得意の話すことを活かしてプレゼンを頑張ります」(2年4組Wさん)「周りの人が驚くようなアプリを作りたいです」(2年5組Tさん)

 

☆4ヶ月のブラッシュアップ期間を経て、最終プレゼンテーションは1/24(水)に県庁で行われます。ライブ配信もされる予定ですので、ご期待下さい。

 

8月2日教員対象探究ワークショップについて

8月2日木曜日、有志の教員が集まり探究ワークショップを行いました。アドバイザーに常陸フロッグスの菅原一豊様をお招きし、有意義な時間を共有することができました。「本校の課題について」をテーマに、グループでブレインストーミングを行い、普段の職員会議等ではなかなか共有できない話題についても、存分に意見交換できました。校内での効率的な情報共有の方法や地域との連携方法など、具体的な提案も出されました。また、アドバイザーの菅原様からも他校の実例を交えてアドバイスをいただき、新たな視点を持つことができました。今後も継続して研修し、生徒の探究の伴走者として、課題に取り組む生徒をサポートする力を高めていきます。

探究コンテスト結果(途中経過)のご報告

今年度、多くのチームが探究コンテストにエントリーしている中、全国大会や上位大会に進出したチームも出ていますので、ご紹介します。

 

NASEF FARMCRAFTⓇいばらきコンテスト

審査員特別賞「茨城大学農学部賞」受賞

チーム名:「ボンバーズ」

メンバー:2年3名

企画名:「無農薬栽培で付加価値・ブランド力を上げよう!」

 FARMCRAFTは人気ゲームMinecraftの教育版です。このコンテストでは、FARMCRAFTのシミュレーションを通じて茨城県が抱える農業課題の解決に取り組み、そのプロセスや工夫を競い合いました。本校2年生3名が、「茨城大学農学部賞」をいただいたので、その受賞コメントを掲載します。

【受賞生徒のコメント】 

「茨城の農業の現状を知り、それを解決する手立てを考えることが出来ました。もっと自分事として茨城の農業に目を向けていきたいと思います。」

「実際にプレイして、農業は農薬、環境、収益など様々な事に考慮しなければならない事を実感し、今後対策や努力が必要だと感じました。」

「茨城県の農業課題について考え、農業の現状について知り、理解を深めることが出来ました。今回の経験をこれからの学びにいかしていきたいです。」

(共催:茨城県・NASEF JAPAN・(株)サードウェイブ)

 

 

Joyo High School テックコンテスト(アイディア部門) 2次審査進出

最優秀賞受賞!!

チーム名:「給食膳隊タベルンジャー」

メンバー:2年生 6名 1年生 1名

企画名:「タッチでランチ」

 このコンテストは、アプリ・ソフトウェア・IoT関連作品を通じて、高校生の斬新なアイディアの発掘、および地域における将来のIT人材発掘・育成を目的として実施されるコンテストです。アイディア部門2次審査を通過した6チームに入り、最終プレゼンに向けて頑張っています。企画は、常陸太田特別支援学校と連携して、給食を写真メニュー化してわかりやすくし、食育にもつながるアプリの開発です。みんなプログラミングは初めてだったので苦労していますが、アプリを使って喜ぶ子供たちの顔を考えながら頑張っています。

(主催:常陽銀行 後援:茨城県教育委員会)

※1月19日に行われたJoyo High School テックコンテスト(アイディア部門)二次審査の様子(オンラインでのプレゼン)は下の動画をご覧ください。

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この度、給食の献立表を写真メニュー化し、分かりやすくするアプリ開発で「タッチでランチ♪」がアイデア部門において最優秀賞を受賞しました。初めてのプログラミングに苦戦しながらも、特別支援学校の子供たちの給食の時間を楽しませたい!というみんなの気持ちと努力が伝わり嬉しかったです。さらに、審査委員の方々の前でプレゼンテーションができたこともとても良い経験になりました。今後も、アプリが完成するよう頑張っていきたいです。

 

 

 

 

観光甲子園「空飛ぶクルマ部門」で、全国大会決勝進出!

 チーム名:「茨城県北部を盛り上げる会」

メンバー:2年生 2名  1年生 2名

企画名:「茨城県北部の課題を空から解消!」

 このコンテストは、空飛ぶクルマの実用化に向けて、観光分野におけるアイディアを競うものです。全国から94チームが応募し、5チームが決勝に残りました。自分たちは、空飛ぶクルマの発着所を常陸太田駅に設置し、水郡線と組み合わせて、どちらの良さも活かす観光プランを考えました。本校の他には「三重県立宇治山田商業高等学校」「三重県鳥羽商船高等専門学校」「鳥取県立鳥取西高等学校」「徳島県立池田高等学校」の4校が残っています。どの学校も素晴らしい企画を考えているので、2月5日(日)の決勝で戦うのが楽しみです。

(主催:Next Tourism、協賛:関西観光教育コンソーシアム・兵庫観光本部・兵庫空飛ぶクルマ研究室・JTB、後援:国土交通省、観光庁、日本旅行業界)

※プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください(PDFが開きます)。

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全国大会出場に際し、常陸太田市長を表敬訪問して、空飛ぶクルマで茨城県北部を盛り上げるプランを聞いていただくことができました。全国大会はレベルが高く、残念ながらグランプリは逃してしまいましたが、多くの方々に応援していただき、チームで協力して茨城県北部への想いを伝えることができたことは良い経験になりました。ありがとうございました。

 

チェンジメーカーU-18未来を変える高校生日本一決定戦 全国大会準決勝進出

チーム名:「バイオプラスチックベアーズ」

メンバー:2年生 4名

企画名:「バイオプラスチックでバッククロージャーを作ろう」

 このコンテストは、「食の未来」をテーマに、未来をより良いものとするためにチャレンジしたいことをプレゼンするコンテストです。全国から243チームがエントリーした中、準決勝の30チームに残りました。残念ながら決勝5チームには入りませんでしたが、バイオプラスチックの実用化を進めるためのアイディアを、工夫してプレゼンできました。今後このアイディアを英語のプレゼンコンテストで発表することを考えています。

(主催:ChangemakerU-18実行委員会 協力:農林水産省)

※プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください(PDFが開きます)。 

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探究成果を英語で発表する、「Change Maker Awards」というコンテストにエントリーし、東日本ブロック代表の13チームに選出されました。茨城県では土浦日大中等教育学校と本校の2校のみでした。残念ながら全国大会に出場する10チームには残れませんでしたが、英語研究部として自分たちの探究活動を英語で発表する機会を得ることができ、また一つ目標を達成できました。

(主催:英語4技能・探究学習推進協会 後援:文部科学省、経済産業省、JICA、全国学習塾協会)

 

チャレンジプロジェクト実施内容

(1)大学教員による講義および模擬授業

 対象:1、2年次

 講師:茨城大学教育学部教授 小川 哲哉先生

 茨城大学教育学部教授の 小川 哲哉先生とそのゼミ生の方々をお招きした探究ゼミが実施されました。

  生徒は今まで行ってきた探究活動の内容を説明し、

 現在の悩みや疑問を大学生に相談しました。

  

 

 放課後、小川先生による教員向けの講話も行われました。

 大学の現状や目指すべき姿についてお話がありました。

  

 

 

(2)外部機関と連携した探究活動

 ①ソフトバンクとの連携(6月27日実施)

  対象:1年次

  「AIチャレンジ」の講演、ワークショップが実施されました。

  ソフトバンクのご担当者からの講義を受けたのち、

  AIチャレンジのワークに取り組みました。

 

 ②研究者・専門職による講演(7月1日)

  対象:1、2年次

  講師:新垣  優さん(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構臨海ホット試験技術部)

     小野 明子さん(独立行政法人国際協力機構筑波センターメディカルコーディネーター)

  オンラインで、講師の方々の現在の活動や、その職業に就くまでの経緯などのお話を聞きました。

  質疑応答では、高校生活をどのように送るべきかや、その職業に就くためにどんなことをすべきかなど

  将来をより良くするための手立てを聞くことができました。

 

 

 ③プログラミング講座(全5回)

  対象:1、2年次

  探究活動でプログラミングを使いたい生徒(希望者)を対象に講座が実施されています。

  

 

 ④各種団体代表者による外部講師講演(12月12日)

  対象:1年次

  講師:高橋 みきさん(一般社団法人なでしこ未来塾理事/WD 代表)
     鈴木  潤さん(インクデザイン株式会社代表取締役)
     山口 景司さん(武龍ワイナリー代表)
     高久 香里さん(茨城オトナ女子会 代表/食育スクール&プロジェクト IBARAKI HOLIC代表)
     菅原 広豊さん(常陸 frogs 代表)

  地元で活躍する起業家や本校出身の起業家、研究者の講話を通して、

  これからの生き方、そして働く意義や進学する意義について深く考えました。

  今後社会に出ていく人材として、多くの外部からの情報を得ながら

  今後の自己実現に向けての活動の一つとなりました。

  生徒からは「たくさん失敗していきそれを改善していくことで成功につながる」

  「自分がやりたいと思ったことは進んでやることが大事」

  「講師の方の人生経験のお話を聞いて考え方や物の見方がとても変わりました。」という感想が多くありました。