令和4年度 県立高校チャレンジプロジェクト重点校となりました。
今年度、多くのチームが探究コンテストにエントリーしている中、全国大会や上位大会に進出したチームも出ていますので、ご紹介します。
NASEF FARMCRAFTⓇいばらきコンテスト
審査員特別賞「茨城大学農学部賞」受賞
チーム名:「ボンバーズ」
メンバー:2年4組 仲田伊織 2年5組 小笠原小春 益子愛
企画名:「無農薬栽培で付加価値・ブランド力を上げよう!」
FARMCRAFTは人気ゲームMinecraftの教育版です。このコンテストでは、FARMCRAFTのシミュレーションを通じて茨城県が抱える農業課題の解決に取り組み、そのプロセスや工夫を競い合いました。本校2年生3名が、「茨城大学農学部賞」をいただいたので、その受賞コメントを掲載します。
「茨城の農業の現状を知り、それを解決する手立てを考えることが出来ました。もっと自分事として茨城の農業に目を向けていきたいと思います。」(小笠原さん)「実際にプレイして、農業は農薬、環境、収益など様々な事に考慮しなければならない事を実感し、今後対策や努力が必要だと感じました。」(仲田さん)「茨城県の農業課題について考え、農業の現状について知り、理解を深めることが出来ました。今回の経験をこれからの学びにいかしていきたいです。」(益子さん)
(共催:茨城県・NASEF JAPAN・(株)サードウェイブ)
Joyo High School テックコンテスト(アイディア部門) 2次審査進出
最優秀賞受賞!!
チーム名:「給食膳隊タベルンジャー」
メンバー:2年2組 小林茉緒 小室文 田嵜千尋 広木彩乃 堀江日菜子 2年5組 菊池由佳
1年2組 中村優希
企画名:「タッチでランチ」
このコンテストは、アプリ・ソフトウェア・IoT関連作品を通じて、高校生の斬新なアイディアの発掘、および地域における将来のIT人材発掘・育成を目的として実施されるコンテストです。アイディア部門2次審査を通過した6チームに入り、最終プレゼンに向けて頑張っています。企画は、常陸太田特別支援学校と連携して、給食を写真メニュー化してわかりやすくし、食育にもつながるアプリの開発です。みんなプログラミングは初めてだったので苦労していますが、アプリを使って喜ぶ子供たちの顔を考えながら頑張っています。
(主催:常陽銀行 後援:茨城県教育委員会)
※1月19日に行われたJoyo High School テックコンテスト(アイディア部門)二次審査の様子(オンラインでのプレゼン)は下の動画をご覧ください。
NEW この度、給食の献立表を写真メニュー化し、分かりやすくするアプリ開発で「タッチでランチ♪」がアイデア部門において最優秀賞を受賞しました。初めてのプログラミングに苦戦しながらも、特別支援学校の子供たちの給食の時間を楽しませたい!というみんなの気持ちと努力が伝わり嬉しかったです。さらに、審査委員の方々の前でプレゼンテーションができたこともとても良い経験になりました。今後も、アプリが完成するよう頑張っていきたいです。
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観光甲子園「空飛ぶクルマ部門」で、全国大会決勝進出!
チーム名:「茨城県北部を盛り上げる会」
メンバー:2年4組 永井武琉 木村吏玖 1年4組 黒羽聖矢 竹林正太
企画名:「茨城県北部の課題を空から解消!」
このコンテストは、空飛ぶクルマの実用化に向けて、観光分野におけるアイディアを競うものです。全国から94チームが応募し、5チームが決勝に残りました。自分たちは、空飛ぶクルマの発着所を常陸太田駅に設置し、水郡線と組み合わせて、どちらの良さも活かす観光プランを考えました。本校の他には「三重県立宇治山田商業高等学校」「三重県鳥羽商船高等専門学校」「鳥取県立鳥取西高等学校」「徳島県立池田高等学校」の4校が残っています。どの学校も素晴らしい企画を考えているので、2月5日(日)の決勝で戦うのが楽しみです。
(主催:Next Tourism、協賛:関西観光教育コンソーシアム・兵庫観光本部・兵庫空飛ぶクルマ研究室・JTB、後援:国土交通省、観光庁、日本旅行業界)
※プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください(PDFが開きます)。
NEW 全国大会出場に際し、常陸太田市長を表敬訪問して、空飛ぶクルマで茨城県北部を盛り上げるプランを聞いていただくことができました。全国大会はレベルが高く、残念ながらグランプリは逃してしまいましたが、多くの方々に応援していただき、チームで協力して茨城県北部への想いを伝えることができたことは良い経験になりました。ありがとうございました。 |
チェンジメーカーU-18未来を変える高校生日本一決定戦 全国大会準決勝進出
チーム名:「バイオプラスチックベアーズ」
メンバー:2年1組 松谷歩 木村美耶子 2年2組 荻津未咲 2年4組 長沼空蒼
企画名:「バイオプラスチックでバッククロージャーを作ろう」
このコンテストは、「食の未来」をテーマに、未来をより良いものとするためにチャレンジしたいことをプレゼンするコンテストです。全国から243チームがエントリーした中、準決勝の30チームに残りました。残念ながら決勝5チームには入りませんでしたが、バイオプラスチックの実用化を進めるためのアイディアを、工夫してプレゼンできました。今後このアイディアを英語のプレゼンコンテストで発表することを考えています。
(主催:ChangemakerU-18実行委員会 協力:農林水産省)
※プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください(PDFが開きます)。
NEW 探究成果を英語で発表する、「Change Maker Awards」というコンテストにエントリーし、東日本ブロック代表の13チームに選出されました。茨城県では土浦日大中等教育学校と本校の2校のみでした。残念ながら全国大会に出場する10チームには残れませんでしたが、英語研究部として自分たちの探究活動を英語で発表する機会を得ることができ、また一つ目標を達成できました。 (主催:英語4技能・探究学習推進協会 後援:文部科学省、経済産業省、JICA、全国学習塾協会) |
(1)大学教員による講義および模擬授業
対象:1、2年次
講師:茨城大学教育学部教授 小川 哲哉先生
茨城大学教育学部教授の 小川 哲哉先生とそのゼミ生の方々をお招きした探究ゼミが実施されました。
生徒は今まで行ってきた探究活動の内容を説明し、
現在の悩みや疑問を大学生に相談しました。
放課後、小川先生による教員向けの講話も行われました。
大学の現状や目指すべき姿についてお話がありました。
(2)外部機関と連携した探究活動
①ソフトバンクとの連携(6月27日実施)
対象:1年次
「AIチャレンジ」の講演、ワークショップが実施されました。
ソフトバンクのご担当者からの講義を受けたのち、
AIチャレンジのワークに取り組みました。
②研究者・専門職による講演(7月1日)
対象:1、2年次
講師:新垣 優さん(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構臨海ホット試験技術部)
小野 明子さん(独立行政法人国際協力機構筑波センターメディカルコーディネーター)
オンラインで、講師の方々の現在の活動や、その職業に就くまでの経緯などのお話を聞きました。
質疑応答では、高校生活をどのように送るべきかや、その職業に就くためにどんなことをすべきかなど
将来をより良くするための手立てを聞くことができました。
③プログラミング講座(全5回)
対象:1、2年次
探究活動でプログラミングを使いたい生徒(希望者)を対象に講座が実施されています。
④各種団体代表者による外部講師講演(12月12日)
対象:1年次
講師:高橋 みきさん(一般社団法人なでしこ未来塾理事/WD 代表)
鈴木 潤さん(インクデザイン株式会社代表取締役)
山口 景司さん(武龍ワイナリー代表)
高久 香里さん(茨城オトナ女子会 代表/食育スクール&プロジェクト IBARAKI HOLIC代表)
菅原 広豊さん(常陸 frogs 代表)
地元で活躍する起業家や本校出身の起業家、研究者の講話を通して、
これからの生き方、そして働く意義や進学する意義について深く考えました。
今後社会に出ていく人材として、多くの外部からの情報を得ながら
今後の自己実現に向けての活動の一つとなりました。
生徒からは「たくさん失敗していきそれを改善していくことで成功につながる」
「自分がやりたいと思ったことは進んでやることが大事」
「講師の方の人生経験のお話を聞いて考え方や物の見方がとても変わりました。」という感想が多くありました。